学生の声

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1:在学生

氏名:Khin Yadana Kyaw さん
(ミャンマーからの留学生・女性・2021年環境・エネルギー技術国際コース入学)


 私は金沢大学大学院 自然科学研究科 電子情報学専攻 環境電力工学研究室に在籍しています。 私は環境関連の講義や特別研修活動に関心があり、2021年の環境・エネルギー技術国際コースに参加しました。 入学してからは、金沢大学の先生方や事務局の方々の継続的なサポートにより、留学生としての不安も克服できました。 また、金沢大学の総合日本語プログラムは、私が日常生活で日本語をよりスムーズに話すためにとても役立っています。 さらに、自然科学研究科留学生コミッティは、私のような留学生や新入生を支援するために、多くの興味深いイベントを開催しています。 研究室には、最新の設備が整っており、自分の研究を計画的に進めることができます。 金沢大学での大学生活は、一日一日がとても素晴らしい経験です。 もしあなたが金沢大学への進学を視野に入れているなら、この機会を逃さないよう強くお勧めします。あなたを心から歓迎します。またお会いしましょう。

氏名:大谷 恭平 さん
(日本人学生・男性・2021年環境・エネルギー技術国際コース入学)

 学部生のころ留学生と全く英語でのコミュニケーションがとれなかった私にとって,ETICコースへの加入は大きな挑戦であった.やはり語学力の未熟さから,地域研修,海外研修,インターンシップなどでのグループワークでは,留学生とのコミュニケーションがうまく取れず苦労したが,留学生は課題解決のため私に一生懸命意思疎通を取ろうと努力してくれたおかげで成果を出すことが出来た.これらの講義を経て,私は研究室の外国出身の同僚に積極的にコミュニケーションをとるようになった.この経験は私の英語学習の機会となっただけではなく,今後の大学生活の行動に変化をもたらしてくれた.もし私の学部生のころのような境遇の方がいるなら,ぜひこのコースをお勧めしたい.

2:修了生

氏名:宰 英涵 さん
(中国からの留学生・男性・2022年環境・エネルギー技術国際コース修了)

 日本に来たばかりで、授業がまだ始まっていない時、私はとても緊張しました。その当時は、日本語能力が高くなかったので、授業内容を理解できないのではないかと心配しました。しかし、先生はとても良い人で、日本語で理解できない内容は英語で説明してくれました。また授業の活働が豊富で、日本の学生と頻繁に交流しました。私の日本語の勉強にとても役立ちました。その後インターンシップに参加し、日本の社会や企業の文化を学びました。
研究室の生活では、教授も学生もみんな優しいし、研究室の活働も充実しています。研究室には他の国からの留学生もいます。彼らと交流することで、英語を話すのにとても役に立ちました。違う国の文化を知ることができて、とても楽しかったです。

氏名:望月 亮太 さん
(日本人学生・男性・2020年環境技術国際コース修了)

 本コースでは、様々な講義や研修を通じて国際的な環境問題に関する知識を深められたと同時に、英語で自分の意見を伝える力や様々な国籍の人と協力して問題を解決する力が身についたと思います。本コースの中でも、特に環境技術地域研修は非常に良い経験になりました。環境技術地域研修では、東南アジアの各国や中国、インドなど、様々な国籍の留学生と1週間寝食をともにしながら、グループワークを行いました。グループワークではリーダーに任命され、自ら発言しなければいけない場面や、意見が対立した際にチームをまとめるように求められる場面が多々ありましたが、英語力がなく、異なるバックグラウンドを持つ人々同士をまとめる機会も経験したことがなかったため、リーダーとしての役割を全うすることができませんでした。環境技術地域研修を通じて、自分の英語力やリーダーシップ力のなさを痛感すると同時に、将来は海外で活躍し、様々な国籍の人々と協力して物事を成し遂げるような仕事がしたいと考えるようになりました。現在は縁あって海外インフラの設計開発業務に携わることができており、海外のエンジニアと仕事をするたびに本コースで学んだことがとても生きていると感じさせられます。
今後は研究活動やビジネスにおいてグローバル化はますます進んでいき、より国際的に活躍できる人材が求められる時代になっていくと思われます。本コースはそのような人材になれるよう、英語力や問題解決力、リーダーシップ力を身につけるチャンスがたくさんありますので、皆さんには積極的に参加してほしいと思います。

氏名:SORN Sovannlaksmy さん
(カンボジアからの留学生・女性・2018年環境技術国際コース修了)

 金沢大学大学院での環境・エネルギー技術国際コースに参加し、私は多くの知識と経験を得ました。 このコースでは、授業や、地域研修、インターンシップ、海外研修、研究活動を通じて、日本人学生や他の留学生と交流することができました。 それらの活動の中で、チームワークを学んだり、お互いの国の環境問題について意見交換したり、解決策を探ったりすることが楽しかったです。 このコースでは主に英語が使われ、私は与えられた課題をより深く理解することができました。一方では、日本での生活の質を向上させるために、日本語の基礎を学ぶことができるコースが用意されています。 さらに、日本の豊かさを理解するための文化講座もありました。このプログラムでは、タイ、中国、ベトナム、インドネシア、バングラデシュ、そして日本といった様々な国の出身の友人が数多くできました。彼らの文化を学び、授業の後に共に楽しい時間を過ごすことができたことに、とても感謝しています。 全体として、金沢大学における環境・エネルギー技術国際コースでの留学は、私に技術的なスキルだけでなく、より自立すること、協力し合うこと、異なる文化や宗教、生活様式を開かれた心で受け入れることを教えてくれました。

氏名:井上 歩 さん
(日本人学生・女性・2013年日中韓環境・エコ技術特別コース修了)

 私が本コースを選んだ理由は、環境やエネルギー問題についてグローバルな視点から学びたいと思ったからです。カリキュラムの中にアジアの国々での国際研修が組み込まれていたことも大変魅力に感じました。特に印象に残っているのは中国研修で現地の排水処理施設を見学したことです。現地の実情に驚いたのと同時に、日本の豊かさや美しさを改めて実感しました。施設では現地ガイドが施設の概要について中国語で説明してくれたのですが、中国語がわからず困っているところを本コースの中国人学生が英訳してくれました。彼のおかげで中国の水質問題について理解が深まりました。こういった点も、様々な国の学生からなる本コースならではのメリットだと思います。余談になりますが、この研修で一緒に学んだ現地の学生とは研修後も連絡を取り合うまで親しくなりました。夏季休暇に彼女に会うために再度上海を訪ね、一緒に小籠包を食べたことは今でも良い思い出です。このように、様々な国に友達ができるのも本コースの醍醐味だと感じます。
昨今、SDGs“持続可能な社会”の実現に向け、企業でも積極的に環境保護を考えるようになってきています。私も現在の職場で、環境に優しい商品の開発に携わっており、本コースで学んだことが役に立っていると感じます。1期生として、先生方、コーディネーターの方々、仲間たちと普段の学生生活では味わうことができない大変貴重な経験をさせて頂きました。お世話になった方々には今でも本当に感謝しています。皆さんにはぜひ本コースで学び、将来的に世界中で活躍できるグローバルな人材になってほしいと思います。

氏名:李 貞恩 さん
(韓国からの留学生・女性・2013年日中韓環境・エコ技術特別コース修了)

 環境に関する様々な授業や企業・施設見学等を通じ、環境に関するアジアの現状及び国際的な動向について学びました。また、日本企業で実施したインターンシップにおいては、日本の環境技術を理解するとともに、日本企業の文化やマナーなどに触れることで、ビジネススキルの向上にもつながる大変貴重な体験が出来ました。研究活動や講義で毎日忙しいですが、週末を利用して旅行に出かけたり、日本人学生や他の留学生との交流を通じて、とても楽しい充実した毎日を過ごしました。

氏名:古 婷婷 さん
(中国からの留学生・女性・ 2013年日中韓環境・エコ技術特別コース修了)

 この2年間を振り返ってみると、自分を成長させることができ、とてもよかったと思います。
 語学の勉強では、日本に来るとき、日本語のレベルはほぼゼロでした。大学の日本語コースの内容は非常に豊富で、日本語の勉強に役に立ちました。
 研究では、最初の半年間、言語の問題で日本人学生との交流は少し難しかったし、研究の内容も詳しくわかりませんでした。そのため、研究はほとんど進んでいませんでした。M1の後半から実験や研究がどんどん進められるようになりました。とても楽しかったです。
 韓国へ研修に行って、韓国の環境問題や技術を学んだり、中国、日本と韓国の環境に関する問題について討論したりしました。海外研修が終わった後、日本の会社でインターンシップに参加しました。インターンシップを通じて、専門に関する知識を運用することだけではなく、日本の会社の雰囲気も体験しました。
 生活もとても楽しいと思います。金沢はとても便利で住みやすいです。生活や研究は、先生や先輩方から助けてもらいましたので、困ることがほとんどありませんでした。今後も金沢大学で勉強を続けるので、専門知識を増やし、日本語ももっと上手になるように頑張りたいです。

氏名:市瀬 健太郎 さん
(日本人学生・男性・2014年日中韓環境・エコ技術特別コース修了)

 私が本コースに入った理由は、普通の大学院生ができないような経験をし、成長したいと思ったためです。私が特に印象に残っている活動は韓国での研修です。ここでは環境問題に関してのグループディスカッションを英語で行いました。留学生や現地の学生はとても流暢な英語で話しており、自分の英語能力を向上させる必要があると感じました。そこで、研究室のゼミ発表では英語で発表するようにしました。そのことで以前よりも、英語でコミュニケーションをとる力が向上したと感じます。
 また、普段から多くの外国人の方と交流していく中で意識の高さの違いを感じることは少なくありませんでした。ある留学生が授業で「日本で環境に対する高い技術を学びとり、それを中国で活かし、中国の社会さえも変えていきたい。」と言っていたことが印象的でした。それ以来、海外展開を積極的に行う企業に興味が出てきて、文化や技術力の異なる海外の土地で様々なことを学びたいと思うようになりました。
 本コースでの活動は英語能力と海外で働く意識を向上させ、ある意味では人生を変えました。現在のコースの学生やこれから入ってくる学生には、チャンスはいくらでもあると思うので、自分なりの成長を遂げてほしいと思います。