環境・エネルギー理工学分野について

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コースの目的育成人材像入学者受入方針ディプロマ・ポリシーカリキュラム・ポリシー概要特色

コースの目的

成長著しいアジア・アフリカ地域は,将来においても世界経済安定の要として高成長が予測されます。しかしながら現在,急激な産業発展と人口増加に伴う資源・エネルギーの消費拡大による環境負荷の増大という深刻な脅威に直面しつつあります。この脅威を払拭し,持続可能な国際社会を実現するためには,各国が個々の実情にあった産業発展シナリオを展開し,環境・エネルギー技術の開発・導入を行うことが必須です。その中で日本は,東アジアに位置する世界のリーダーとして,発展地域のグリーンイノベーションを先導すべき,かつ責任ある立場にあります。本コースは,我が国が有する卓越したエネルギー・環境に係る要素技術を,各国の地域性や文化を考慮しつつ,その国の実情に見合った技術へと進化させ,国際的に展開することのできる人材を育成し,国際社会に供給することを目的とします。

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育成人材像

国際的に活躍できる環境技術者には,単に環境技術に関する高度な知識と技術だけでなく,地域の文化や歴史を理解した上で,地域社会と調和した技術やプロセスを提案・デザインができる能力が求められます。本分野では,

  1. 環境工学に関する高度な知識と技術を育成します。
  2. 他国の技術者との連携及び環境技術のユーザとなる地域住民の歴史・文化的背景を理解する高度なコミュニケーション能力を育成します。
  3. 国境を越えて生じる環境問題に対して,それぞれの地域事情に応じた技術・プロセスを提案するリーダーシップを有し,国際的に活躍できる人材を育成します。

さらには,環境・エネルギー分野の研究・技術開発の現場で日本と海外諸国との架け橋となり,国境を越えて連携して持続可能な社会発展に寄与できる人材を養成します。

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入学者受入方針

環境・エネルギー理工学分野では,以下のような人材を求めています。
(1)環境あるいはエネルギー工学,もしくはその両方に関する基礎知識とその技術を学び,地域と世界の持続的発展に貢献したい人,
(2)工学だけでなく,環境やエネルギー分野に関わる社会科学や医科学にも興味・関心がある人,
(3)国際的に活躍するための感覚やコミュニケーション能力を身に着つけたい人,
(4)エネルギー・環境配慮型インフラやものづくり産業の世界的展開において,リーダーシップを発揮したい人。

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ディプロマ・ポリシー

環境・エネルギー理工学分野では,
(1)環境・エネルギーに関する高度な知識と技術,
(2)他国の技術者および地域住民など技術の利用者との連携を可能にする高度なコミュニケーション能力,
(3)国境を越えて地域社会と調和した技術とその実施プロセスを提案できる能力,
(4)国際的に活躍できるリーダーシップ,
を具備する学生を育成する。具体的には,海外進出を目指している日本国内および留学生母国の環境関連企業において,現地ニーズに即した市場の開拓や技術提案を行える人材,複数国に事業を展開している国内外企業において国をまたいで高度技術者として活躍する人材,援助国及び被援助国の公的機関や地方自治体などで開発援助に関連した事業に携わる人材などである。

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カリキュラム・ポリシー

講義・実習・実地見学を通じて環境・エネルギー技術に関する高度な知識と技術を獲得するのみならず,アジアの地域社会・環境とエネルギーの持続可能性を考える上で不可欠な,社会科学的および医科学的視点を含めた俯瞰的視野から環境・エネルギーを学ぶ。さらに,国籍混成グループによるディスカッションを主体とする合宿形式の地域研修を行うことにより,高度なコミュニケーション能力を身に着けるとともに,他国文化を相互理解・尊重するマインドとリーダーシップを醸成する。加えて,長期インターンシップを通じて実践力と産学の架け橋となる素養を涵養する。

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概要

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特色

特色1:地域性を活かした合宿型集中演習

施設見学

施設見学

異分野研究探査Ⅰ/Ⅱ(ETIC地域研修)

能登や砺波をフィールドとした産学官の連携による地域演習により,人と技術の関わりを直接的に学ぶ

  • 技術の活用とそれが社会に与えるインパクト等を学ぶことを通じた俯瞰的視野の育成
  • 産学官連携演習による課題発掘・問題解決能力の育成
  • 合宿型演習によるコミュニケーション能力の育成

 

特色2:海外大学や企業と協働した研修

企業インターンシップ

企業インターンシップ

環境・エネルギー技術海外研修環境・エネルギー技術インターンシップ


日中韓 環境・エコ技術特別コース等で構築したコラボラティブ・プロフェッサーや企業コンソーシアムの活用

  • 海外研修:コミュニケーション能力や課題発掘能力の育成
  • インターンシップ:最新技術と実際の技術開発現場についての知識・経験,課題解決能力の育成

※留学生が受講する場合は原則日本語能力試験N2合格が条件

 

特色3:国籍混成チームによるグループワークを活用した授業演習

グループワークの様子

グループワークの様子

  • ディスカッション能力を含む高度なコミュニケーション能力の育成
  • 他国文化を相互理解・尊重するマインドとリーダーシップの醸成

 

特色4:英語による講義実施

英語による授業風景

英語による授業風景

  • 当コースの科目は英語で実施しています。

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