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博士前期課程
教育課程の特色
環境デザイン学専攻の教育では,知的好奇心の向上,問題設定能力および解決能力を養成することに主眼を置いている。本専攻修了生の大きな責務として,安全で快適な国土づくり・都市づくり,未来の豊かな人間社会,すなわち社会基盤の構築が挙げられる。
このため,博士前期課程進学前の教育においては,自然科学,人文科学,社会科学に関連する科目も積極的に履修することを学生に薦めている。また,学会活動,外部機関との共同研究,インターンシップを通して他大学・他研究機関・民間との交流に大学院生を積極的に参加させ,知見を広めさせる。
教育方針
【アドミッション・ポリシー】
21世紀における地域環境の形成や社会基盤整備においては,安全・安心な生活基盤の創出と環境・生態系への配慮を高いレベルで融和させた,調和的発展を志向する環境デザインの視点が求められる。本専攻では社会基盤整備に関わる科学技術を中核に,環境科学,人文・社会科学との学際領域に対しても強い関心と専門基礎知識を有し,人と自然に優しい社会基盤の創成を目指す意欲的な学生を求めている。
【カリキュラム・ポリシー】
専門分野における本質的知識と深い洞察力の修得に加えて,知的好奇心と生涯学習意欲の涵養,課題設定および解決能力の育成に主眼を置いている。社会基盤,地球・地域環境,都市デザインに関わる自然科学に加え,人文・社会科学に関連する学際領域にも課題探求の視点を拡げることを奨励するとともに,学会活動,共同研究,インターンシップなどを通して,他大学・他研究機関・民間との交流に学生を積極的に参加させることで,学際的知見を深化させる。
【ディプロマ・ポリシー】
環境の世紀ともいわれる21世紀において,自然と調和した社会・環境基盤の創造を志向し,調査・研究,計画,設計・施工から維持管理,さらには廃棄物の処理や再生に渡る環境デザインの幅広い局面において,高い専門性と学際性を発揮し,持続可能で安全・安心な社会の発展に貢献できる,独創性豊かな研究者・技術者の養成を組織的に行う。
教育課程
【共通基礎科目群】
応用数学,シミュレーション科学,テクニカルコミュニケーション
【専門基礎科目群】
・社会基盤に関する科学及び工学分野
コンクリートの材料科学,構造工学特論,地盤力学
・地球・地域環境に関する科学及び工学分野
波と流れの数理モデリング,流体物理の数値モデリング,水環境保全工学,大気環境保全工学
・都市デザインに関する科学及び工学分野
都市システム計画学,交通システム計画学,都市の地震防災
【専門応用科目群】
・社会基盤に関する科学及び工学分野
構造物の設計と維持管理,地盤・地震工学における設計と維持管理,社会基盤演習
・地球・地域環境に関する科学及び工学分野
地球環境のデータ解析学,応用環境解析,応用大気環境化学,地域・地球環境演習
・都市デザインに関する科学及び工学分野
都市デザイン・マネジメント論,持続型まちづくり論,都市・交通デザイン演習
【研究科共通科目群】
・北陸先端科学技術大学院大学との連携科目
連携科目Ⅰ,連携科目Ⅱ
・技術経営(MOT)コースに関する科目
・創成研究科目
創成研究Ⅰ,創成研究Ⅱ,創成研究Ⅲ
【課題研究】
課題研究