プログラム
PROGRAM
サステナブル理工学プログラムの目的
専門分野での能力を充実・発展させ、さらに分野の枠を超える総合的プログラム群を戦略的に配置することで、未踏領域に果敢に挑むイノベーション能力とグローバル社会で能力を発揮し国際社会で幅広く活躍できるイノベータ型博士人材を養成します。
求める学生
専攻の壁を越え、新たな領域に挑み持続可能社会に貢献する学生。
博士(前期、後期)課程を一貫的に学び、広い視野で新たな領域に挑戦する意欲のある学生。
育成する人材像
自身の学問分野に立脚し、さらに新しい分野横断領域を開拓することにより、持続可能で安全・安心な社会の発展に貢献し、国際社会で幅広く活躍できる自己表現力やコミュニケーション能力を身につけたイノベータ型博士人材。
選べる5つの分野
宇宙理工学分野
手作り人工衛星(超小型衛星)の開発を通じた、宇宙科学・宇宙工学に関する最先端の高度な知識と技術、並びに科学的課題を解決するための衛星設計・開発の実践技術の獲得。プロジェクト・マネジメント、幅広い視野での課題解決能力、異分野との協調性などの、実社会で求められるリーダーシップの醸成。
環境・エネルギー理工学分野
環境科学、環境工学、都市工学、生物工学、物質化学、化学工学、電気・電子工学、機械工学などの既存学問を基盤とし、環境・資源・エネルギーに関する学際的な諸問題の解決や発生抑制のための技術を研究開発し、社会貢献を目的とする学問領域の創成。
数理・ナノ物質理工学分野
数理データサイエンスの基礎となる数学や数理モデル。マテリアルズインフォマティクスによる物質開発、物性研究。新規ナノ材料・デバイスの開発。
超スマート社会理工学分野
Society5.0に必要なIoT、人工知能などの基礎技術と社会実装。人間の認知機能や運動機能を拡張する人間拡張工学。ものづくり。デザイン思考により都市、国土、プロジェクト創出。
生命・フィールド理⼯学分野
地球環境や社会基盤、生命の理学的・工学的視点を中心としたコース。実験室における分子レベルの環境から、地域・国土を支える社会基盤(インフラ)、地球全体の環境に至るまで、様々な時間・空間スケールの自然現象や人工物を対象として人-社会―生物―地球を包括的に理解し、新しいモノや視点の創出を志向する学問領域。