長期履修制度
令和2年4月1日
自然科学研究科会議代議員会承認
金沢大学大学院自然科学研究科における長期履修制度について
- 趣旨
この制度は,職業を有している等の事情により標準修業年限内での修学が困難な者に対して,標準修業年限を超えて一定の延長期間を加えた期間に,計画的な教育課程の履修を認めるものです。
長期履修が許可されれば,通常の修業年限(博士前期課程2年,博士後期課程3年)において支払う授業料の総額を,長期履修期間として認められた期間に学期毎に均分して支払うことになります。
ただし,授業料が改定された場合,又は長期履修期間に変更があった場合には,改定又は変更時に授業料は見直しされます。 - 対象となる学生
研究科で長期履修を申請することのできる者は,研究科に在籍する正規学生及び研究科に入学しようとする者のうち,次の各号のいずれかに該当する者とします。
ただし,在学者にあっては,修了予定年次の者を除きます。
- (1) 有職者(臨時雇用を含む)
- (2) 家事,育児,介護等に従事している者
- (3) 身体障がい,知的障がい,精神障がい(発達障がいを含む。)その他の心身の機能に障がいがある者
- 長期履修の期間
博士前期課程における長期履修の期間は,2年6月,3年,3年6月及び4年とします。
博士後期課程における長期履修の期間は,3年6月,4年,4年6月,5年,5年6月及び6年とします。
なお,長期履修の開始日は,学期の始め(4月又は10月)とします。 - 長期履修の申請書類
長期履修を申請しようとする者は,指導教員(研究科に入学しようとする者にあっては指導予定教員)の承認を得て,「長期履修申請書」(別紙様式1)に長期履修計画書と次の各号のいずれかの証明書類を添付して申請してください。
- (1) 会社等に勤務する者は,所属長の在職証明書
- (2) 臨時雇用の職にある者は,1週間当たりの勤務時間数を示した雇用先の証明書
- (3) 家事,育児,介護等に従事している者は,家事,育児,介護等に従事していることの証明書又は申立書
- (4) 障がいの証明書または診断書
- (5) その他研究科が指定する証明書類
- 長期履修の申請期間
- (1) 博士前期課程の在学者にあっては,前期(4月)開始希望の場合は1年次の2月末日まで,後期(10月)開始希望の場合は1年次の8月末日までに手続をしてください(土日祝日を除く)。
- (2) 博士後期課程の在学者にあっては,前期(4月)開始希望の場合は1年次又は2年次の2月末日まで,後期(10月)開始希望の場合は1年次又は2年次の8月末日までに手続をしてください(土日祝日を除く)。
- (3) 研究科に入学しようとする者にあっては,入学手続期間に準じます。
- 長期履修の申請及び問い合わせ先
金沢大学理工系事務部学生課大学院係 - 履修形態の変更
- (1) 既に長期履修を許可されている者の履修期間の短縮は,認めますが,履修期間の延長は,認めません。
- (2) 長期履修の申請及び履修期間の短縮は,1回に限るものとします。
- (3) 履修期間の短縮手続は,「長期履修期間短縮願」(別紙様式2)に成績証明書を添えて申請してください。
- (4) 履修期間の短縮申請は,前期(9月)修了希望の場合は前年度の2月末日まで,後期(3月)修了希望の場合は8月末日までに手続をしてください(土日祝日を除く)。
- その他
- (1) 事前に指導(予定)教員と充分に協議の上,申請書類を作成することが必要です。
- (2) 申請しても審査により許可されない場合がありますので,御承知おきください。
- (3) 申請して許可されれば,本人へ許可書を交付し,併せて納付すべき授業料の額を通知します。
- 申請様式
- 長期履修申請書(別紙様式1)(MS-Word)
- 長期履修計画書(MS-Excel)
- 長期履修短縮願(別紙様式2)(MS-Word)
長期履修申請用
長期履修短縮申請用